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サファリ・ツアーの申し込み

アフリカのサファリへ行く場合、日本からのツアーに入るのが一番手っ取り早いです。慣れていない方には日本発のサファリツアーをお勧めします。行く先もアンボセリやマサイマラに代表されるケニア、ンゴロンゴロやセレンゲティのタンザニア、クルーガーなどの南アフリカなどが揃っています。アフリカへのツアーをご覧ください。

現地でのサファリ・ツアー申込み

日本からのツアーが手軽なのは確かですが、実は、日本発のツアーで訪れることができるサファリパークは非常に限られています。私は日本からのツアーに入ったことが一度もありません。

ケニアでしたら日本からのサファリツアーで訪れるのはアンボセリ国立公園、ナクル国立公園、マサイマラ動物保護区くらいでしょうか。確かにこの三箇所は外すことができない場所ではありますが、他にも知名度は低くても珍しい動物がいる、あるいはとても風景が美しいと言った国立公園や動物保護区は数多く存在します。

またバードウォッチングなど特定のアクティビティーに向いた公園もいくつかあります。ケニアならナイバシャ湖やバリンゴ湖が有名です。しかし、そうした場所は日本国内ではツアーへの申し込みが非常に困難です。

タンザニアも同様です。タンザニアの場合だと、日本発のほとんどのサファリツアーはンゴロンゴロ保護区と、セレンゲティ国立公園へしか向かいません。

タンザニアにはこれ以外にもボートサファリができる巨大なセルー国立公園なども存在しています。またサファリの基点となるアルーシャの町から比較的近いところにも、メルー国立公園、タランギレ国立公園、マニャラ湖国立公園なども存在しています。

ケニアでのサファリ・ツアー申し込み

ケニアでのサファリツアー申し込みは、ナイロビで行うのがお勧めです。それ以外の都市にはツアー会社はほとんどありません。

さらに、タンザニアのンゴロンゴロ、セレンゲティなどへのサファリツアーもナイロビでアレンジが可能です。これらの公園は、ナイロビからでもその日の内に陸路でのアクセスが可能だからです。

サファリツアー会社はナイロビ市内のいたるところにあるほか、大きなホテルのツアーデスクでもサファリ・ツアーの申し込みが可能です。

またナイロビには日本人が経営するツアー会社もありますから、日本語で相談したり、予約したりすることも可能です。ただし、日本語ガイドのアレンジはほとんどできません。

タンザニアでのサファリ・ツアー申し込み

タンザニアでのサファリ・ツアーの申し込みは、アルーシャが一番です。それ以外にモシやダルエスサラームにもいくつかツアー会社が存在しています。ンゴロンゴロ・セレンゲティ方面を訪ねるのであれば、最も近い都市であるアルーシャに直接入るのがお勧めです。アルーシャにはナイロビから陸路ではいるか、あるいはキリマンジャロ空港に着く航空機を利用するのが一般的です。ダル・エス・サラームからは陸路で1日がかりです。

一方最大規模を誇るセルー国立公園はアルーシャと離れており、普通はダルエスサラームの飛行場から小型機で入ります。したがって、ダルエスサラームのツアー会社で申し込むのが良いと思います。ただし、セルーの場合、飛行機のチャーターが必要であること、宿泊施設の数が限られることなどから、飛込みでのツアー予約は難しい場合もあります。

サファリツアーの種類

ケニアでもタンザニアでも、サファリ・ツアーには、ツアー会社が企画したものに入るのと、自分たちだけのためにサファリカーとガイドを用意してもらう、オーダーメイドのものとがあります。

少人数の場合は専用のサファリカーを用意してもらうと高くつきますから、パッケージになったツアーに参加することがお勧めです。ただし、他のお客さんと一緒になりますから、行動の自由は制限されます。

オーダーメイドのサファリツアーは、一般的でない国立公園を組み込んだり、自分の好みのランクのロッジを選んだり、といった自由度が高くなります。料金的にも人数がまとまれば、パッケージ・ツアーと比べても一人当たりの料金ではさほどの違いはありません。

サファリ・ツアー料金に含まれるもの

サファリ・ツアー料金には、運転手兼ガイドが付くサファリカー(燃料代込み)、各公園の入場料、ロッジの宿泊料金、そしてツアー中の全食事代が含まれていることがほとんどです。

したがってサファリ・ツアーに大金を持ち歩く必要はありません。

ただし、ホテルなどでの飲み物代、ホテルや運転手へのチップは別途必要です。

サファリの運転手・ガイドへのチップ

欧米スタイルですから、サファリツアーの運転手兼ガイドへのチップは必須と考えておいてください。額に決まりはないですが、数日間行動を共にする人ですから、最低でも50ドルくらいはチップとして渡すのが一般的なようです。

珍しい動物を見ることができた場合、猛獣の狩りのシーンなど滅多に見られないものが見れた場合などには、チップを弾むのが暗黙のルールです。


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