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サファリ・ロッジについて

ケニア・タンザニアのサファリでは、大都市近郊の国立公園は別にすれば、サファリ・ロッジに宿泊することが一般的です。マサイマラやセレンゲティといった大きな公園は、大都市から距離が離れている上、サイズも大きいですから、ロッジで2泊くらいすることがほとんどです。サファリ・ロッジの口コミなどはトリップアドバイザーというサイトに掲載がありますので参照ください。

サファリ・ロッジのランク

サファリに出かけた先では、バックパッカー向けの安宿のようなものはほとんど存在しません。どの公園にあるロッジも、ホテルのランクで言えば中級以上と考えてください。

特にケニアにある一部の超高級ロッジは、ディナーの時に正装が必要になるところもあるくらいです。超高級ロッジに泊まりたい方は、事前に確認してください。なおここで言う正装は、男性なら上着にネクタイ着用、あるいはサファリ・スーツの着用です。女性もそれに準ずる服装が求められます。

その他のロッジは、気軽な服装で大丈夫です。

テンティッド・ロッジ

サファリ・ロッジの中には大きなテントをはって宿泊用にしているロッジも数多くあります。こうしたものをテンティッド・ロッジと呼びます。

テントとは言っても土台にはセメントがうってあり、トイレやシャワーが付属しているものがほとんどで、設備の点では一般的なロッジと遜色ありません。

場所によっては、夜中になると自分が寝ているテントのすぐ脇で野生動物の声が聞こえ、ワイルドな気分が味わえます。ただし、テントの外にライオンがいて、食事の時間になってもテントの外に出ることができなかった、ということも聞いています。特に夜間はテントの外へ出ることは危険です。

サファリ・ロッジの食事

超高級ロッジでは夕食がコースメニューになりますが、その他のロッジでは、ビュッフェ形式の夕食になるところがほとんどです。ただし、宿泊客が少なかったりすると、簡単なコースメニューが出ることもあります。

ケニアやタンザニアのサファリ・ロッジでは、事前に頼んでおくとランチボックス(箱入りのお弁当)を用意してもらえます。移動中や、サファリの途中ではお店はなく、お弁当をとるのが一般的です。

なお、パッケージであれ、オーダーメイドであれ、ツアーである場合には、ほとんど昼食のアレンジもツアー代金に含まれています。

サファリ・ロッジの通信手段

サファリ・ロッジはほとんどが遠隔地にあります。インターネットはおろか、電話も通じないところもありますから、サファリ中は通信が遮断すると考えておいた方が良いと思います。

多くのロッジは衛星電話や、無線機を備えていますから、緊急時には利用を申し込んでみましょう。

サファリ・ロッジの売店

サファリ・ロッジで販売しているものは、サファリのガイドや動物・鳥などの図鑑、みやげ物、フィルムや乾電池、髭剃りなどの日用品が少々と言ったところです。

デジカメ用のメモリーカードや、特殊な充電式の電池は手に入りませんから、あらかじめ用意しておきましょう。

サファリ・ロッジの電気

サファリ・ロッジのほとんどはじか発電機を供えていて、夜間は自室にも電気が来ます。ただし電圧が不安定な場合がありますから、コンピュータなどの精密機械をそのまま繋ぐことはお勧めできません。


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